招待状・席札・席次表の選び方のポイントとは?会場手配と自分で用意する場合も比較!
招待状・席札・席次表とは?!それぞれの違いは?
結婚式には欠かせない、招待状・席札・席次表という各種ペーパーアイテム。会場の装飾などに気を取られがちですが、これらのペーパーアイテムも結婚式の雰囲気を左右する大切なもの。
できるだけこだわって準備したいところです。まずは、それぞれどんなアイテムなのかをあらためて確認していきましょう。
招待状とは?
招待状は、結婚式に参加してほしいゲストに宛てて郵送し、出席か欠席かを尋ねるものになります。 といってもいきなり招待状を送るのではありません。あらかじめ出席してほしい旨を伝えておき、その後に招待状を正式に送るというのが一般的な手順です。 実際に送る時期の目安としては、ゲストが予定を調整しやすい結婚式当日の2カ月ほど前が良いといわれています。招待状は、ゲストがいち早く手にするペーパーアイテムでもあるのです。
席札とは?
一方、席札と席次表は結婚式当日に用意するペーパーアイテムです。席札はゲストのテーブルに置かれるもので、ゲストひとりひとりの名前が記入されています。どの席に座るべきかを示す役割があるのですね。
会場に入った後、自分の席はここで合っているだろうか、とゲストが真っ先に探すものでもあり、テーブルコーディネートの中でも重要視されるアイテムです。
ゲストの名前だけではなく、新郎新婦からのメッセージも添えられるので、気持ちを直接伝えやすいという魅力もあります。
席次表とは?
席次表は、テーブル席の配置やゲストの名前、肩書などが書かれているペーパーアイテム。会場を訪れた際にゲストが直接手に取るものなので、こちらもデザインや内容にこだわりを持って作られることが多いです。
座席を案内するだけではなくそれぞれのゲストの紹介も兼ねており、披露宴がはじまるまでの時間やお色直しの時など、待ち時間の中の読み物としても楽しめる内容のものを手作りする人もいます。
例えば新郎新婦のプロフィールやお礼のあいさつなどは定番で、他にもふたりのなれ初めや幼い頃からの思い出写真、料理のメニュー紹介、式次第、新しい住まいの案内やゲストへのメッセージなど、記載される内容は多岐に渡ります。 自分たちで手作りするなら内容やデザインも自由自在!
結婚式の雰囲気に合わせて好きなように作ることができます。
招待状・席札・席次表の用意の方法は2パターン!それぞれのメリット・デメリットを紹介!
招待状・席札・席次表などのペーパーアイテムを準備するには、結婚式の会場側に用意してもらう方法と自分たちで手作りする方法の2パターンがあります。
どちらの方法にもメリットとデメリットがありますので、結婚式までの時間や自分たちのこだわり、コストなどと合わせてどちらを選ぶか考えてみましょう。
会場用意
招待状や席札、席次表などのペーパーアイテムの製作費用に関しても、結婚式の費用の中に組み込まれていることが多いです。
ですので、ウェディングプランナーなどのスタッフを通じて式場が提携している業者に依頼することが、一番手間を省ける方法ともいえるでしょう。
コストに関しても、元から結婚式費用に組み込まれていますので、予定外の出費が増える、なんていうこともありません。 デメリットとしては、どうしてもデザインや内容、文章などがありきたりになってしまうということ。
選べるデザインの幅もかなり狭くなることが多いですし、席次表の内容なども用意されているものからいくつかをピックアップしなければいけません。より自由度の高いペーパーアイテムを作りたいという方にはあまり向いていないところがあります。
例えば、比較的フォーマルな形にしたい招待状は式場に依頼して、席次表は自分たちでオリジナリティーのあるものを手作りする……というように、アイテムによって賢く使っていくのが良さそうですね。
自分で用意
自分たちでペーパーアイテムを用意する最大のメリットは、なんといってもデザインや内容などにとことんこだわって納得のいくものを作ることができる、という点です。
席次表や席札はもとより、近頃は招待状に関しても手作りを選ぶカップルも増えています。
オリジナルのペーパーアイテムを手作りするとなると、当然式場に依頼するときよりも手間や時間がかかりますし、コストもかさんでしまうことが多いです。
結婚式費用に製作コストも含まれている場合には余計にお金をかけていることにもなってしまいますよね。
ですが、それでも手作りの良さを選ぶ人は多いです。招待状や席次表、席札など、多くのペーパーアイテムはゲストにとってとても身近な物となります。
実際に受け取ったり間近で見たりするものが素敵なデザインだったり、楽しい内容だったりすればゲストにも楽しんでもらえるはず。
おしゃれで楽しい結婚式だったとゲストに感じてもらうためにも、頑張ってペーパーアイテムを手作りしようと決める人は少なくありません。
手配は自分で行って、デザインだけ外注するのも選択肢としては有り!
自分たちでデザインを全て考えるのは難しくても、ペーパーアイテムのデザインを外部の業者に発注するという方法もあります。
式場に依頼して選べるデザインよりもバリエーションは多いですし、自分の好みの業者を選ぶところからはじめられるので、完全な手作りではなくても理想的なペーパーアイテムを作ることができます。
手配する手間はあるものの、自身で製作しなくていい分手間がかからないのも嬉しいですね。
招待状・席札・席次表はどうやって選べば良い?
値段で選ぶ
招待状や席札、席次表などのペーパーアイテムを揃えるにあたり、気になるのはやっぱりそのお値段。
ひとつひとつの相場は、招待状で500円程度、席札は170円前後、席次表は400円前後といわれています。もちろんデザインや内容、業者によって価格は上下しますが、おおむねこのあたりが相場と考えておきましょう。
1枚あたりの値段は安く感じられますが、ゲスト全員分用意するとなると案外高価になってしまうもの。特に招待状は特別な慶事用切手を使って発送しますし、返信用ハガキも同封しますので、その分の価格もさらに上乗せされることになります。 1枚あたりの価格が安いからといって油断していると、どんどんコストがかさんでしまうのです。デザインやオリジナリティーも大切なのですが、迷ったときにはよりお得な方を選ぶのがおすすめです。
雰囲気で選ぶ
人それぞれ、そしてカップルそれぞれに特有の雰囲気というものがありますよね。好きなテイストやニュアンスがはっきりわかっている場合には、理想の雰囲気に合わせて選ぶのもおすすめです。
その場合には、新郎新婦ふたりでよく話し合い、お互い納得できるものを選ぶのが大切です。シンプルでスタイリッシュなデザインにするのか、それともかわいらしくロマンチックな雰囲気のものを選ぶのか、他にはないふたりらしさを強調したオリジナルデザインにするのかなどなど、そのバリエーションは無限大。
外部の業者に頼んだり手作りしたりするなら、デザインや内容に関する制約もほぼなくなります。自分たちの雰囲気にぴったりのペーパーアイテムを目指して頑張ってみましょう!
共通の趣味などを通じて仲良くなったというカップルなら、その趣味をよく知らないゲストにも伝わるようあれこれと書き添えてみるのも良いですね。
カラーで選ぶ
結婚式会場の装飾やドレス選びなどをするとき、結婚式全体のコーディネートに関わるテーマカラーを決めると統一感が出て洗練された印象になります。
ペーパーアイテムについても、同じようにテーマカラーを決めて選ぶとおしゃれになります。特に席札はテーブルコーディネートの一部になりますので、テーブル全体のカラーリングと合わせてデザインを選ぶとよりなじみ、全体の印象がきれいになりますよ!
招待状はホワイトが基調のフォーマルなものが選ばれることが多いですが、席次表や席札は結婚式当日に手にするものですので、会場の雰囲気とも合わせて準備すると良いでしょう。
季節で選ぶ
結婚式を挙げる季節も、ペーパーアイテムを選ぶ大事なポイントとなります。春夏秋冬だけではなく、七夕やクリスマス等のイベントに合わせての挙式の場合にはそのイベントに寄せたデザインを選ぶのも素敵ですよね。
ふたりの共通の趣味に関するイベントに合わせて行う場合には、その趣味にちなんだデザインにするとゲストにもふたりの親しさやキャラクターが伝わりやすく、より親しみやすい雰囲気になるはずです。
お花をあしらうデザインなら、より一層季節感が重要になります。春の結婚式なら桜、夏ならひまわりというように、その季節らしさを感じられるお花のデザインが素敵ですね。見た目だけではなく花言葉なども合わせて意識するとさらに洗練された印象になります。
イベントに合わせての結婚式なら、席次表や席札には思いきりポップにそのイベントらしいデザインを取り入れてみるのもおすすめ。例えばクリスマス近くに結婚式を挙げるときには、ホリデーシーズンらしいかわいくてゴージャスなデザインがぴったり。よりふたりの結婚式を強く印象づけ、ゲストにとってもいい思い出として残るはずです。
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結婚式とひとくちにいっても、その雰囲気は千差万別。カップルの雰囲気や好み、迎えたいゲストなどによっていろいろなバリエーションがあります。
そんな結婚式の雰囲気や期待感をより高めてくれるのが、招待状や席札、席次表などのペーパーアイテムです。たかがペーパーアイテム、とおざなりに考えてしまいがちですが、ゲストにとっては一番身近なアイテムといっても過言ではありません。
ゲストが感じる結婚式の雰囲気を壊さず、むしろさらに完成度を高めるためにも、デザインや素材選びから含めペーパーアイテムはしっかり準備しておきたいものです。
例えばアットホームな結婚式にできるレストランウェディングや、国内外のリゾート地で行われるリゾートウェディング、和風の神前式、日本の定番であるホテルウェディング、さらに豪華でぜいたくな雰囲気のゲストハウスウェディングなど、結婚式にもいろいろあります。
それぞれの結婚式で、それに似合うペーパーアイテムのデザインは違いますよね。結婚式の雰囲気から浮いてしまうことのないよう、ベストなデザインを選ぶようにしましょう。
結婚式を迎えるにあたっては、こうしたペーパーアイテムの他にもたくさんの準備が必要です。忘れていることはないか、より良い選択肢はないか……せわしない準備期間の中で迷ってしまったときには、ぜひ結婚準備情報サイトNACODEをご利用ください。最高の結婚式を迎えるため、新郎新婦の皆さまをしっかりサポートさせていただきます!