ハウスウェディングとは?
ハウスウェディングとは?
ハウスウェディングとは、一軒家の洋館や戸建てのレストランなどを貸し切りにして、そこを結婚式場として挙式や披露宴を行うというスタイルの結婚式を指します。
「ハウス」とつくからといって自宅で結婚式をする、というわけではありません。
日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんが、大きな邸宅なども多いヨーロッパでは比較的メジャーなスタイルです。
邸宅を会場とする場合には「ゲストハウスウェディング」と呼び分けることもあります。
結婚式場を使った結婚式やホテルウェディングと比較すると、ハウスウェディングにはどんな特徴があるのでしょうか? メリットとデメリットを合わせてご紹介します。
ハウスウェディングのメリット・デメリットとは?
ハウスウェディングのメリット
ハウスウェディングには、他のウェディングスタイルにはないメリットがたくさんあります。ひとつずつみていきましょう!
ゲストや家族、スタッフ以外に会わずに済むプライベート感
ホテルなどで結婚式をする場合、同じホテルの別会場ではまた別のカップルが結婚式を行っているのが普通です。
特に結婚式のハイシーズンには何組もの披露宴が行われているため、他のカップルやゲストと顔を合わせたり、スケジュールもきっちり詰まっていて慌ただしく感じたりといったデメリットがあります。
一方、ハウスウェディングならひとつの建物を貸し切りにして行うので、自分たち以外のカップルはいませんし、よそのゲストがあちこちを出歩いているということもありません。
完全に自分たちだけの世界で結婚式を行えるプライベート感がハウスウェディングの魅力です。
演出の自由度が高い
ハウスウェディングでは、邸宅やレストランなどをまるごと貸し切ることになります。
会場となる場所にどんな設備があるかにもよりますが、その分普通の結婚式では考えられないような自由な演出の挙式ができるのです。
例えば気候がよく暖かい時期なら素敵な庭のある会場でガーデンウェディングにしたり、テラスも開放してナチュラルな雰囲気の結婚式にしたりといったことも可能。
中にはプールなどがある邸宅もありますから、プールを使った演出や装飾を考えても良いかもしれません。
「楽しい結婚式にしたい!」という理想がはっきりしている方なら、思うがままにさまざまな演出を取り入れて自分たちもゲストも楽しめる素敵な結婚式をクリエイトできます。
食事に関しても、レストランでのハウスウェディングなら美味しいものを準備できますよね。オリジナリティのある結婚式にしたいという方にはハウスウェディングがおすすめです。
ゆったりしたスケジュールで挙式ができる
ホテルウェディングでは、他のカップルも結婚式を行っているなどの都合上、スケジュールがきっちり決められています。
自分たちでスケジュールを考えるのは面倒、手持ち無沙汰な時間があるのは嫌だという方には向いているのですが、少し慌ただしくなってしまうのは否めません。
ハウスウェディングでは、会場を1日貸し切って行うのが一般的なため、スケジュールにもかなりのゆとりがあります。
当日バタバタしたくない、大切な日をのんびり過ごしたいという方にはハウスウェディングの方が合っているでしょう。年配のゲストの体調などに配慮したい場合にもおすすめです。
ハウスウェディングのデメリット
日本ではまだ馴染みがあまりないハウスウェディング。デメリットや不慣れな人が多い部分も解説していきます。
アクセスが悪いことも多い
一戸建ての邸宅を貸し切って行うという都合上、ハウスウェディングの会場の多くは街の郊外にあり、公共の交通機関で来ようと思うとアクセスがかなり悪いことも。 ゲストの交通手段の確保はもちろん、遠方からのゲストの場合には宿泊についても手配する必要があります。
ハウスウェディングに不慣れなゲストも
ハウスウェディングは最近人気になってきたウェディングスタイルなので、ゲストの中には不慣れな方が多いこともあります。
座っているだけで式が進む定番の結婚式とは違う部分が多いので、不慣れなゲストでも楽しめるようホストとしてケアしてあげるのが大切です。
日本でも人気の出始めているハウスウェディング。デメリットも、しっかり理解しておけば充分対策可能です。ぜひ選択肢のひとつとして検討してみてくださいね!