親族だけの結婚式はメリットがいっぱい！親族だけの結婚式のすゝめ
以前は、親戚や家族だけではなく、友人や知人、職場の関係者など、たくさんのゲストを招待して盛大に結婚式を挙げるのが普通でした。現在も大きな会場で派手な披露宴をするカップルは多いですが、その一方でゲストとして招待するのは親族のみ、というシンプルな結婚式を挙げる人も増えています。結婚式場の準備するプランの中にもそういった結婚式向けのものが増えており、「家族婚」や「少人数ウェディング」などと呼ばれています。
ゲストの人数が多いとにぎやかな結婚式になりますから、その逆に人数が少ない式ではどこか寂しい雰囲気になるのでは、と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。ですが親族だけの結婚式には、大規模な結婚式にはないメリットや強みがたくさんあります！親族だけで行う結婚式のメリットやデメリット、当日の段取りなどについてご紹介します。
親族だけの結婚式のメリットとは？
コストを抑えられる！
家族や親戚、友人、職場の関係者など大勢のゲスト呼んで行う一般的な結婚式と披露宴には、平均で350万円ほどの費用がかかります。後からご祝儀を頂けるとはいえ、事前に費用を支払っておくケースがほとんどだと考えると、これはかなり手痛い出費ですよね。
親族のみの少人数のゲストで結婚式を行う場合、挙式の費用に親族のみの披露宴の費用を加えて、トータルで80万円から120万円ほどにまでコストを下げることができます。披露宴もなしにして、挙式のみであれば場合によっては10万円以内の費用で式を挙げられることも！
結婚式の費用はできるだけ安く抑えて、結婚後の新生活やハネムーンなど他の部分にお金を使おうと考えている方にもぴったりです。
一般的なものよりもアットホームな結婚式に
たくさんのゲストを招いて行う結婚式も華やかで素晴らしいものではあるのですが、ばたばたと慌ただしく、新郎新婦にとってのはれの日であるにもかかわらず各ゲストに気を遣う1日になってしまうのもまた事実です。
親族だけで行う結婚式には顔見知りだけが集まりますし、ゲストに必要以上に気を遣うこともなく、とてもリラックスできるアットホームな式になります。挙式の後にはレストラン等で両家の親族の顔合わせも兼ねた食事会を行うのが少人数での挙式では一般的ですが、普通の結婚式以上に両家の結びつきや絆が強まるという意味でも大きなメリットがありますね。
あがり症の方でも無理のない結婚式に
性格や性質、苦手なシチュエーションや得意なシチュエーションは人それぞれに異なります。たくさんの人の前で結婚式を挙げてみんなに祝福されたい！
と考える人もいますが、中には大勢の視線にさらされると緊張してしまい落ち着かない、苦痛を感じるという人もいますよね。自分が結婚するお祝いの場であるにもかかわらず、わざわざ苦手なシチュエーションを高いお金とたくさんの時間をかけて準備するのは嫌なものです。
親族だけで行う結婚式なら、あがり症の人でもきっと大丈夫。主役として人前に立つ、注目を浴びるといっても、その場にいるのは自身の家族や親戚、そしてパートナーの親族だけですから、ひどい緊張に悩まされるということはないはずです。
準備期間が短くなる
大人数のゲストを呼ぶ結婚式と比べると、親族のみで行う結婚式は必要な準備期間も短くて済みます。
ゲストのリストアップや予定のすり合わせ、招待状を送る作業など含め、大人数での結婚式には平均して10カ月ほどの準備期間が必要になります。それに対し、親族のみの結婚式はずっと準備期間が短くて済むよう。最短でなんと7日ほどで挙式にこぎつけたという例もあるほどです。
もちろんこれはあくまで一例で、本当はもっと余裕を持って準備するのが普通です。ただ、仕事の関係などでなるべく早く結婚式を挙げなければならず、準備期間をたくさん取れないという人にとっては見逃せないメリットですね。
親族だけの結婚式のデメリットとは？
会場が限られる可能性がある
結婚式場によっては、使える人数に下限があることがあります。親族のみの結婚式のように参加するゲストが少ないと、使用条件をクリアできないことも。少人数での結婚式にも対応してくれる式場やお店を探しておきましょう。
自己負担額の割合は逆に増えることも
結婚式を挙げるには多額の費用がかかりますが、ゲストのみなさんからご祝儀を頂くため最終的な自己負担額はある程度抑えられます。
ですが親族のみの結婚式ではそもそもゲストが少ないので、頂けるご祝儀も少ないのがネックとなります。結婚式にかかる費用自体は抑えられても、自分たちで負担する金額の割合は多くなる、ということは覚えておきましょう。事前にしっかり見積もり等しておくのが大切です！
親族だけの少人数の結婚式はどの様に進行する？
親族だけの結婚式は、式の段取りもシンプルでわかりやすいのが魅力です。
まず、親族しか参加しないので、受付も特に必要ありません。司会進行については、ホテルの担当スタッフが行ってくれます。
挙式の流れについては、一般的な結婚式とほとんど代わりありません。その後新郎新婦のお色直しを挟み、ホテルのレストランなどで披露宴を兼ねた食事会をする、というのが親族のみでの結婚式の基本です。
親族の代表や新郎新婦の挨拶、最後に両親への花束贈呈などがある程度で、余興なども特にない穏やかな食事会となります。アットホームな雰囲気で、緊張することもなく和やかに楽しめる結婚式になりそうですね。
親族だけの結婚式で気をつけるポイントとは？
アットホームでシンプルな親族だけの結婚式。メリットもたくさんありますが、気をつけたいポイントもあります。
それは、食事と歓談だけでは盛り上がりに欠けたり、時には間が持たなくなったりすることもある、ということです。両家の親族同士はほとんど面識がないことも多いですから、少し不安が残りますね。
間が持たないかも、という懸念がある場合には、例えばケーキカットなど結婚式では定番の演出を少しプラスしたり、スクリーンを準備できる会場を選んで用意した動画をみんなで見る時間を設けたりといった工夫をしておくと安心です。
親族だけの結婚式の準備でもNACODEをご参考ください。
NACODEは、結婚式に向けてがんばる新郎新婦のみなさまを応援する結婚情報サイトです。大人数の結婚式はもちろん、親族だけでのアットホームな結婚式に関する情報もNACODEでは取り揃えています。NACODEをフルに活用して、自分たちに合っている結婚式のスタイルを見つけてみてください！