結婚式当日のプログラム(演出)・所要時間とは?
結婚式や披露宴は、人生に一度だけのとても大切なイベント。憧れていた演出を全部取り入れたい!と考えている方も多いのではないでしょうか?
とはいっても、やりたい演出全てをプログラムに詰め込むのはやっぱり難しいこと。スムーズな進行を妨害しない程度に、でもできるだけ欲張って……そんなことを考えながらプログラムや演出を考えるのは大変ですがとても楽しい作業でもあります。
バランスよくスムーズ、なおかつ自分たちらしく楽しい結婚式にするために、プログラム例やおすすめの演出などをご紹介します!
結婚式・披露宴当日のプログラム例
結婚式や披露宴の演出を考えるときに、必要になるのが基本的なプログラム例です。この基本のプログラムが骨組みであり、それにさらなる肉付けをする意味で各種演出を取り入れていく、というスタイルですね。
演出などが加えられていないシンプルなプログラムであっても、結婚式を行う上で欠かせない見せ場やイベントがきちんと盛り込まれていて、ちゃんと結婚式を進行していけるよう考えられています。
そこで、まずは基本となるプログラム例を把握するところからはじめましょう!
ゲストの入場(披露宴開始時刻の10分前)
結婚披露宴が開始するタイミングは新郎新婦の入場ですが、その10分前頃にはゲストが席についている状態が理想的です。
新郎新婦入場(所要時間:約5分)
司会者が「新郎新婦入場」と発言するのを合図にBGMが流れ、新郎新婦が入場します。ここから披露宴がスタートです。
開宴のあいさつ(所要時間:約5分)
新郎新婦が着席したところで、司会者が披露宴の開始を宣言します。ゲストへのお礼と簡単な自己紹介もここで行います。
新郎新婦の紹介(所要時間:約5分)
司会者、もしくは仲人が新郎新婦を紹介します。新郎や新婦がウエルカムスピーチをする場合はこのタイミングで行います。
主賓あいさつ(所要時間:約10分)
新郎側の主賓、続いて新婦側の主賓の順にあいさつをします。主賓が登場したところで新郎新婦は起立、すすめられてからもう一度着席します。
乾杯(所要時間:約5分)
来賓の代表によるあいさつの後、乾杯をします。新郎新婦、そしてゲストは全員起立して乾杯します。
ウェディングケーキ入刀(所要時間:約10分)
ケーキをカットするナイフを新婦が持ち、新郎が手を添え、ふたりが一緒にウェディングケーキに入刀する定番の見せ場です。場合によっては、最初の一切れを新郎新婦が互いに食べさせ合うファーストバイトという演出が入ることも。
歓談と食事
この後はしばらく歓談と食事を楽しむ時間となります。
ゲストのスピーチ(所要時間:約10分)
友人をはじめとした来賓のスピーチです。新郎側と新婦側のゲストが交互に、ひとりあたり3分から5分程度の時間を目安にスピーチをします。
新郎新婦のお色直し(所要時間:約30分)
先に新婦が退場し、その後少し時間をおいて新郎が退場するというのが一般的なお色直しのスタイルです。最近は、退場する新郎や新婦を家族がエスコートするという演出も人気です。新郎新婦が席を外している間は、ムービーなどあらかじめ用意された映像を見てもらうなどの演出があります。
新郎新婦の再入場とキャンドルサービス(所要時間:約10分から20分)
お色直しが終わった後の再入場と、その流れでキャンドルサービスを行います。ゲストへのあいさつとともに、フォトサービスの時間が設けられることも。
ゲストによる余興(所要時間:約20分)
新郎側と新婦側のゲストから、それぞれ1組ずつを目安に余興を行います。もちろん、1組だけの余興にたっぷり時間を割くこともあります。近頃は余興をしないケースも増えていますが、そういった場合にはまた別の演出を取り入れて会場を盛り上げることも。「エンゲージカバーセレモニー」などが人気です。
祝電の紹介(所要時間:約5分)
結婚式の当日にいただいた祝電の中から、代表をいくつか選び司会者が紹介します。紹介する祝電については、挙式や披露宴がはじまる前に控室等で選ぶ時間があります。
親への手紙や記念品・花束の贈呈(所要時間:約10分)
新婦からご両親へ宛てた手紙を読み、その流れでご両親のところへ移動して記念品や花束を手渡します。
謝辞(所要時間:約5分)
両家の代表が謝辞を述べます。基本的には新郎の父親が代表を務めるのが主流でしたが、最近では新郎本人、新郎と新郎の父親のふたり、また新郎新婦など、代表として謝辞を述べる人に誰を選ぶかの自由度がかなり高くなっているため、事前に話し合って決めておくようにしましょう。
閉会の辞・新郎新婦の退場(所要時間:約5分)
司会者が披露宴のお開きを告げて、新郎新婦が退場します。最近は新郎新婦の退場後に、当日の挙式の映像等も交えたエンディングムービーを流すのも人気です。
ゲストの退場とお見送り(所要時間:約30分)
会場を出たところに新郎新婦と両家の親とが並び、退場するゲスト一人ひとりへあいさつをしながらお見送りをします。
ここで取り上げたプログラムはあくまで一例であり、細かい部分を変更することはもちろん可能です。例えばお色直しはなしでゲストテーブルを回る時間を増やしたり、スピーチはなしで歓談の時間を長く取ったりと、どんな雰囲気の披露宴にしたいか考えてプランナーと相談しながら決めてみましょう。
こんな演出を入れるとゲストも楽しいかも!
結婚式のいろいろな演出の中でも、ゲスト参加型のものは新郎新婦とゲストが一緒に楽しめるおすすめの演出です。具体的なおすすめ演出例をいくつかご紹介します!
ウエルカムグリーティング
結婚式がはじまると、新郎新婦とゲストとはなかなかゆっくりおしゃべりできないもの。そこで、挙式が終わった後、披露宴会場に来たゲストを新郎新婦がそろって迎えるウエルカムグリーティングという演出がおすすめです。ゲストと顔を合わせてお話したり、みんなで写真を撮ったりと、短い時間であってもとても楽しみやすい演出。お迎えの時間を設けるだけで、ほとんど準備がいらないのも魅力です。
餅まき
結婚式でお餅をまくなんて……と不思議に思われるかもしれません。確かにもともとは新築の家を建てたときに行う儀式でしたが、そこから転じてお祝いごとの際に紅白のお餅をまき、幸せを分かち合うという風習ができたのだそう。
ブーケトスとなるとブーケを手に取れるのはごく限られた人だけですが、たくさんのお餅をまく餅まきならより多くのゲストに幸せをおすそわけすることができますね!
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